那智の滝は、落差133m、落ち口の幅13mの日本一高い直瀑で、「日本の滝100選」に選ばれています。滝の落ち口の上には「しめ縄」が張られていて、年2回、神官によって新しいものに取り替えられます。遙かな昔からこの滝が神聖なものとされてきたことが、滝の荘厳な姿からも分かります。
明治時代の写真を見ると、滝周辺がほとんど原生林となっていましたが、現在は杉の人工林となっています。しかし、滝の右手に、面積32haにすぎませんが「那智原始林」と呼ばれる原生林が広がっていて、国の天然記念物に指定されています。
この写真は、隣の那智山の寺院展望台から撮影したものです。
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